全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | カーボン 含有率 (%) |
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3.90 | 4 | 108.0 | 95 | 1.1 | 10.0 | 99.2 |
精悍なる引き心地。
屈強なる本調子。引ける朱紋峰、釣り味まろやか。
楽々と引き寄せる力強さと、絞られたときの曲線美を誇る「朱紋峰 煉」が、装いも新たに生まれ変わりました。
新採用「ソフチューブトップ」は軟らかな先端と強靱さを兼ね備え、軽快な振り調子を実現。水切れの潔さから鋭くアワセが決まり、絞り込まれるとなめらかに胴部分に乗って、「スパイラルX」構造も働き、まるで竿から力が漲るかのように魚を引き寄せます。
このように新技術を結集した硬式本調子の「朱紋峰 煉」は、本調子らしく竿全体で大きな曲線を描きますが、竿を立てれば速やかに魚を引き上げるだけのリフトアップ力を備えています。きっと“曲がる竿は面白いが、魚が引けないのでは”という考えを覆すに違いありません。
あらゆる釣り方で活躍する竿ですが、特に竿全体が絞られるような釣りを得意とするため、竿いっぱいのタナ「チョウチン釣り」で特長が顕著に表れます。食わせた直後に絞り込まれていく美しい円弧と、曲げるほどに溢れ出る逞しさから、へらの引きを楽しみながら余裕を持って沖に顔を出させることが可能です。そして手網入れまでソフチューブトップが働き続けるので、長ハリス、舟釣りや釣り座が低い桟橋でも取り込みに苦労しません。外観は総塗りで仕上げ、段塗りが光の加減で気品のある深い赤紫色に輝きます。
「朱紋峰 煉」は総合バランスで衝撃を緩和していますが、さらに滑らずしっかり握れる「しっとり綾織握り」で疲労を和らげます。力強く快適で大きく曲がって楽しめる「朱紋峰 煉」によって、今までのへら釣りが一段と面白くなり、あなたの釣りに新しい興奮を呼ぶことでしょう。
三継:(8・9・10)
力強いのに、繊細なエサ打ちも可能。 “チョウチンウドンセット”の新時代到来。
名手の意見:
「大型厳選放流の管理釣り場における、チョウチンウドンセット釣りで効果絶大(中澤氏)」
「8〜10尺は盛期の浅ダナ両ダンゴ、短バリスのチョウチンウドンセット(萩野氏)」
と両名手は具体的に挙げつつ、萩野氏は「尺数を問わず、全体として両ダンゴのチョウチン釣りに最高」と賞讃しました。
四継:(11・12・13・14)
面白い天々 楽しさ満点。朱紋峰 煉の魅力がつまった尺数、これぞ真骨頂。
名手の意見:
伊藤氏は「朱紋峰 煉の魅力は、やはり4継と5継にある。(硬そうに見えて)ちゃんとキレイに曲がる。大きく曲がって楽しい竿。チョウチンのみならず、浅ダナでも遺憾なく発揮されるパワーが最大の魅力」
と絶賛し、西田氏は大型厳選釣り場で14尺チョウチンによって爆釣状態を披露しながら「パワーは間違いない」と太鼓判を押しました。
そして、やはり中澤氏は得意の“ペレ宙推し”。
「11〜15尺(15尺は5継)は、舟でのチョウチン釣り、底釣りや大型狙いのペレ宙やペレ底に適している」と萩野氏も同様の意見でした。
五継:(15・16・17・18)
深宙に潜む大型地べらを仕留める水深のある管理釣り場、山上湖例会で振る “味な”チョウチン勝負竿。
名手の意見:
シマノへら釣り競技会「野釣りで一本勝負!!」で2度の優勝をしただけでなく、舟釣り専門の会にも所属する中澤氏にとって、チョウチン両ダンゴの釣り技術は勝負の分かれ目になると言い、その肝心要となる長さが5継に揃っています。
そして「実用性ばかり強調すると競技専用のように思われるが、味のあるデザインだから野釣り・競技志向を問わず、へら師の所有欲を刺激する竿だと思う。楽しむ竿、長く愛用できる竿として薦めたい」とは、萩野氏の弁です。
曲がるほどに、秘めたる力を実感。ねじれに強い、新構造スパイラルX
しなやかチューブラー穂先のソフチューブトップ
コンパクト性と水切れ性能を追求したマイクロまわリリアン採用。ショートタイプで調子を損ないません
美しい曲線を描き、スムーズなパワー伝達を生む高精度テーパー合わせ
しっとり感、グリップ力に優れ、滑りにくく手にやさしい「しっとり綾織り握り」
仕掛けをつけたまま穂先を仕舞えるミゾ切り口栓
二層式竿袋。口栓収納ポケット付
本製品は1本1本手仕上げを行っているため、製品によって色味、風合いが微妙に異なっています。全ての製品がそれぞれ独自の表情を持っており、それが「朱紋峰 煉」の特徴です