クラシコイタリア協会発足時から加盟している名門コートブランド

1948年、ミラノの北に位置する小さな町Lesa（レーザ）で創業した「HERNO（ヘルノ）」。クラシコイタリア協会発足時から加盟しているイタリアを代表する名門コートブランドです。レインコートからスタートし、ビキューナやカシミヤなどの高級素材を使ったコートで成功を収め、イタリアンスタイルの真髄を表した品位とエレガンスのある製品として世界に広がりました。現社長クラウディオ・マレンツィは、60年以上の歴史の中で培ってきた職人技を継承しつつイタリアンエレガンスを体現する高級素材と先進的な機能素材を使い分け、モダンで品格のあるデザインに落とし込んだコレクションを展開しています。中でも羽毛を直接コート生地内に注入する特殊な製法によって軽量化に成功したダウンウェアが有名で定番アイテムとして人気を集めています。

機能性とファッション性を高次元で融合させた人気シリーズ「Laminar」

ゴアテックスや止水ファスナーなどの高機能素材を用い、それを都会的なデザインに落とし込んで機能性とファッション性を高い次元で融合させた人気シリーズ「Laminar（ラミナー）」。同シリーズ立ち上げのためにヘルノに招かれたのが「Errolson Hugh（エロルソン・ヒュー）」です。ナイキ、アークテリクス、アクロニウム、ストーンアイランド、バートンなど、数多くのブランドのデザインを手掛けてきた彼は、独自のカッティングや最先端の素材使いを得意にしています。

こんなのが欲しかった。デイリーに頼れる切り替えトレーナー「JG00017UL」

21S/Sから始動したヘルノのカットソーコレクション。ひと足早くリリースされたスニーカーやニットウェア同様、素材（糸）の開発から自社で行うことで上質さを追求し、そこにデザイン性を加えることでライフスタイルを豊かに彩るアイテムを提案しています。ご紹介するのは、ラミナーシリーズから新たに登場した「JG00017UL」になります。デザインは、シンプルなクルーネックの「トレーナー」です。カジュアルなイメージが強いトレーナーですが、ヘルノの手にかかればご覧のとおり。糸からこだわり抜いたオリジナルスウェット素材を用い、イタリアならではのきれいなシルエットをインプットすることで大人が堂々と着られる上質感溢れるトレーナーに仕上げています。注目して頂きたいのは“GORE-TEXの切り替えデザイン（胸ポケット）”です。ハイテク素材の代名詞であるGORE-TEXを取り入れることでモード感やギア感を打ち出し、ファッション性が高められています。ポケット周りのリフレクターラインやロゴも洒落ており、絶好のアクセントになっています。一枚でサマになるのはもちろんインナーとしても使えるので、夏以外、フル活用して頂けます。ちょっと贅沢ですが、部屋着やジムウェアとして使ってもいいと思います。上質な服を好む大人の男性が“これ着たいな！”と感じるトレーナーは、探してもなかなか見つからないと思います。デイリーに頼れる上質なトレーナーを探している方は、騙されたと思ってヘルノのトレーナーを試してください。ヘルノだからという色眼鏡を外しても、アイテムそのものの完成度がすごく高いのでお値段に見合う満足感が得られると思います。

高級感があって型崩れしないオリジナルスウェット素材「COTTON SWEATER」

このトレーナーには、ヘルノが独自に開発した「COTTON SWEATER（コットンセーター）」という名称のスウェット素材が使用されています。原料になっているのは上質なコットン素材。それを細番手三子糸（いわゆる3プライヤーン）に加工してハイカウントに打ち込んだスウェット素材は、糸密度が高く耐久性に優れており、ちょっとやそっとでは型崩れしません。サンフォード処理と呼ばれる型崩れ防止加工が施されているので自宅での洗濯（水洗い）もお手の物。気を使わず、デイリーにがんがん着用して頂けます。高密度に編み立てたスウェット素材なら他にもありますが、ヘルノのスウェット素材にはそれらにはない高級感が備わっています。この理由は“マーセライズ加工（シルケット加工）”が施されているからです。マーセライズ加工によって糸表面の毛羽が取り除かれているため、滑らかな手触りでなんとも言えない高級感が漂っています。それゆえトレーナーなのに大人らしさが損なわれず、カジュアルだけでなく幅広いコーディネートに合わせられます。